2009年1月23日金曜日

ダンサー・イン・ザ・ダーク


ダンサー・イン・ザ・ダーク見てみました。
そんな名前の馬がいましたが、馬ではありません。映画です。
なんか、糞映画って酷評してる人と絶賛してる人と完璧に二分されてる映画ですが・・・。

序盤は見てて、あー糞映画っぽいって思ってた。特にミュージカルとか好きじゃないし。
突然くる主役セルマ(ビョーク)の妄想ミュージカルにはポカーンでした。

・・・が。セルマを支える人たちの温かさが垣間見えてくるにつれて、どんどんその人間関係の温かさとかに惹かれていきました。
セルマが働いてる工場で目があまり見えないためにプレートを2枚いれてしまって、あやうく機械を故障させてしまうところをキャリーが助けてくれます。その辺りから俺は普通に見れるようになりました。
ちょうどその辺りからセルマの目も見えなくなってしまいます。
もうほぼ失明という状態になってるのに気づいて周りの人たちが気づかっていろいろと手伝ってくれたり、かばってくれたりしてくれます。しかし、セルマは目が見えないのを隠し(?)つつ工場で働きます。息子のジーンが自分と同じように失明しないように手術代を稼ぐためです。
セルマの妄想も飛躍してきてミュージカルパートも多くなってきます。
この辺は、「まぁ、ミュージカル映画だからしょうがないか」って思いながら見てました。ミュージカル無しでどんどんストーリー進めていった方がいいんじゃね?とか思ってた。ストーリーおもしろいし、人間関係がいい。

そんな中、セルマは息子のための手術代をはやく稼ぐために夜勤をいれたりして仕事を増やしていきます。生きがいのミュージカルも大役をまかされてます。目が見えないのに・・・。
周囲の人々の支えでがんばって働いてましたが・・・、夜勤中に妄想ミュージカルをしてたらキャリーに一度は助けてもらったプレートの二重ミスをしてしまい、機械を止めてしまいます。
このせいで、工場はストップ。大損害になってしまいます。
責任者の人はセルマの目が悪いことを知ってるので、かばってくれますが、損害が大きく、上からも命令がきてるので苦渋の選択でセルマを解雇することになってしまいます。
解雇されたセルマは受け入れるしか無く、目が見えない状態では再就職も難しいのでいままで貯めたお金でなんとか手術してもらうように病院に交渉にいこうと考えて自宅に貯めてたお金を取りにもどると、、、なんとお金が無い。。。という。
そこからはほんとに悲劇の連続です。金を盗んだビルを殺してしまい、逮捕され・・・そして・・・。
もう見てられません。「ビルしねよ!」って思ってたらほんとに死んじゃいましたが、それによってセルマが救われることはなく、逆に最悪の結果に・・・。

最後は死刑執行場までを明るいミュージカルでかけめぐるという・・・。なんだこの明るいけど悲しいミュージカルわ・・・。歌いながら死刑執行。もうね。見てるのがつらいけど目が離せない・・・。
めちゃくちゃ明るくなったと思ったら、一気に現実に引き戻されてガクッっと落ちます。セルマは立てなくなります。音楽があるとセルマは元気になります(妄想ミュージカルはじまるけど)。ミュージカルおわった瞬間絶望に変わる。それの繰り返し、最後は自ら歌って音楽を作りだしますが、無残にも死刑は執行され最悪の絶望へ突き落されます・・・。
こんなの目の当りにしたらトラウマになるだろ・・・。主役に深く感情移入する人が見たら、発狂するかもしれん。
凄まじい映画だった。セルマは悪くないのに・・・。

この映画は人には勧められない映画ですね。見たい人が見る方がいいかと・・・。
見たい人はじっくり見ることをお勧めします。

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